本来、宿題は知識を定着させるため、テストは知識の定着を確認するため
成績の向上には長期記憶が必須です。しかし、学校に慣れてくると、宿題の提出や定期テスト順位という短期的目標のために勉強するようになります。その結果、3年生になると、「1・2年内容の覚え直し+3年内容の習得」を残り1年でしなければならなくなります。
入試は3年間分の知識を同日に試されるテスト
今、去年のテストを解くことができるでしょうか。出来ない人は要注意です。短期的勉強の繰り返しが原因で、知識の垂れ流し状態に陥っているかもしれません。テスト範囲が広い模試は苦手ではないでしょうか。模試が難しいと感じるなら、3年間分の全ての範囲から出題される入試はさらに難しく感じるでしょう。
学校の授業内容は宿題とテスト期間の学習で入試まで記憶できるものではない
九九のように覚えきるまで復習すると、何年後でも覚えています。入試で高得点をとるには、九九レベルまでとは言いませんが、少なくとも3年間は覚えていられるくらい復習が必要です。